授業回数
回数/全10回
授業時間
120分
授業形式
個別
価格
24,200円
証明済
過去フィギュア原型師として某メーカーに在籍経験あり
その後、3DCGを習得後、クラウドソーシング、SNS等で個人事業主様や中小企業様からのお仕事ご依頼、納品を多数経験し現在も継続中
現在流行のCG ソフトの Blender を使いデジタル上でフィギュアを製作し
他のCGソフトでも使えるデータに出来ることをお教え致します。
※例えば ZBrush でも勿論ご使用出来ます。
それでは以下講座内容になります。
<こんなことが出来るようになります>
現在は手作業だけでなく、CGソフトにてデジタルでのフィギュア原型を出力する
ということが主流になってきました。
そういった作業には ZBrush というソフトが主に使われますが、
他のソフトでもそれは可能です。
例えば最近流行の Blender でもそれは出来ます。
というのは、ソフトによってその作業方法(CGソフトの操作)は違えど、
作り方、考え方などは皆同じだからです。
私は今までの数年間 Blender を仕事で使ってきまして、また ZBrush も同様でした。
また過去に原型師の経験がありまして、その経験を活かしてそれを皆様にお伝え出来ればと思いました。
お教えする内容は、Blender での製作のコツ、形の捉え方、人体の知識、フィギュア製作で気をつけるポイントなどです。
またフィギュア製作初心者の方がよく陥るだろう勘違いや、どういう所に気をつけるべきか?
という点などをお伝えして行きたいと思っております。
初心者の方でもなるべく分かり易いよう、噛み砕いた解釈を心掛けております。
<こんな風に教えます>
本講座は全10回になっております。
ただその中でフィギュア作成の全ての内容をお伝えすることは不可能だと思っておりまして、それは単純に時間が足らないからです。
実際、私共慣れている立場でも製作には最低2週間程度は掛かってしまうものですし、また本格的な知識や技術の習得には最低でも半年程度は掛かると思います。
なので今回は、その製作に必要な知識やコツなどに重点を置いた概要をお伝えさせて頂きますことをご了承下さい。
ただその代わり、初心者の方でも作業しやすい様、私が作成をしたフィギュア素体データをプレゼントさせて頂きますので、そちらを元にご指導をさせて頂きまして、
また実際の作業でもそちらをご活用して頂ければと思っております。
つまり生徒様は最初からデータの作成をする必要がありませんので、大幅に作業負担を軽減する事が出来ますし、それをご自分で改訂、修正することでご自身なりの好きなキャラクターにして行って頂ければ幸いです。
ご興味のある方、是非ご参加頂けますと幸いで御座います。
宜しくお願い致します。
・講座内容 ご案内
カリキュラム
第1回 blender 基礎
今回データ作成に使用する blender でその基礎やコツをお伝えします。
実際の製作ではどんな機能を用いることで能率良く作ることが出来るのか?などです。
第2回 人体の基礎
フィギュアを作る上で必要になる最低限の人体の形状などをお伝えします。
これを知っておかないと必ずと言っていいほど、初心者の方ではそれらしいものにはなりません。
骨格や筋肉がどうなっていて、それがどう動くのか?、またどういう形状になり表面に現れるのか?
ということをお伝えします。
第3回 頭部の作成
顔や頭蓋骨を含む頭部を作るための知識をお伝えします。
目、鼻、口、耳とそれぞれの形状の特徴やその配置のバランス、また頭部のバランスも含めた全体の形状から、それをどうアニメキャラクターのバランスに変換するべきなのか?という点をお伝えします。
第4回 胴体の作成
今回は女性のキャラクターになりますので、その点に重点をおきますが、特に重要なのはやはり胸の形状ではないでしょうか?
その理解を深め、作成する為のコツをお伝えします。
第5回 腕、手の作成
腕は慣れていない方から見れば「単に棒状みたいなものでしょ?」と思われるかもですが、それは決して違います。
肩から始まる微妙な起伏が幾重にも連なっているものです。
また手のひらにも細かい法則があります。
そういった作る上での知識やコツをお伝えします。
第6回 脚部と足の作成
腕よりも起伏があるので、より理解がし易いかと思いますが、大腿部やふくらはぎの形状をとる際のコツなどをお伝えします。
第7回 髪の作成
前髪などの一本ずつの形状をどうするべきか?
それは blender のある機能を使うことで大量に便利に作成が可能です。
また塊としての房はどうするべきか?など、髪の形状を作る上でのコツをお伝えします。
第8回 ウェイト付け、ポーズを付ける
体が出来上がったら、今度はポーズをつけます。
その際は blender の場合、ウェイトを付けることで便利に関節の位置を決めてポーズ付けが可能ですので、その設定方法をお伝えします。
(ただそれを体全体に施していると時間が足りませんので、今回は部分的にさせて頂きますことをご了承ください。)
またどうポーズをつけたらより魅力的な感じになるのか?などのコツをお伝えします。
第9回 各パーツに分割する
いよいよ大詰めです。体のそれぞれの部位を分割して行きます。
最近は3Dプリンターの普及で複雑な形状も出力が可能になってきてはおりますが、出力後に塗装などをすることまでを考えると、やはりそのままでは難しいのが現状です。
なので塗装のし易さなどにも配慮して分割をして行きます。
そのコツをお伝えします。
第10回 立体データの作成、まとめ、質疑応答など
お疲れ様でした。最後に立体データへ出力をします。
(そのデータ出力の際は必ず、細分割曲面の設定を最低でも「3」以上に上げてから出力します)
その際の注意点などをお伝えします。
またまとめとしまして、これまでの講座内で何か思ったことなど、疑問にお答え致します。
こんな方を対象としています。
この講座は基本的には blender 初心者の方を対象にしておりますが、フィギュアにご興味がありながらも、上手く作れないという方や、立体データに強い ZBrush を所持してはいないが、でも作ってみたい!という方からも是非参加をお待ちしております。
※補足になりますが以下、私の過去作品集になります。
宜しければご覧頂きまして、受講のご検討を頂ければ幸いです。
https://photos.app.goo.gl/Dm94ExE18PwgbhDL7
それではご検討を宜しくお願い致します。